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開発日記としてブログをお読みの方もいらっしゃると思いますが、開発完了という事で書きたいと思います。
今回のSUSメガホンS/Oマフラーの開発の経緯ですが、開発当初はチタンショートオーバルサイレンサーを使おうと思い
開発にかかりました。
既に発売中のREVO用スリップオンを開発した当時、このショートタイプのサイレンサーでも開発を行い、既にデータが
あった事から、新規制に合わせて細部を見直し、改めて商品化しようとスタートしました。
プロトタイプを製作し、いざ車体に取り付けてみると...。
2008年の開発当初、それなりに斬新で格好がいいと思っていたスタイルは、既に斬新さが消え、どことなく古臭くもあり
開発者としては「わざわざ今、こんな商品を造らなくてもいいか...」という思いが湧き立ち、ベンチでデータの再確認作業を
済ませて、あっさり開発中止をしました。
すでにショートタイプのサイレンサーなんて汎用品も含めて市場に溢れる位、ありますよね。
開発者としてはかなりの判断ミスです。(反省)
グラディウスのSUSメガホンS/Oマフラーを発売した時から「REVO用で発売しないのか?」とのご意見も多く頂いていた
のですが、当初私の中ではピンときておらず、開発には至りませんでした。
私のセンスの無さか、先入観が強過ぎたのか、いざ車体にメガホンを合わせてみると、これが合うんですね(笑)。
グラディウスの開発時のデータですが、ショートオーバルとメガホンを比較した時、パワーカーブ自体は同じ様な曲線を描く
のですが、メガホンの方が高回転域でパンチがあり、音質もかなりワイルドで低音の効いた音質になり、これはREVOにも
メリットが多いのでは?とあっさり切り替えて開発にかかりました。
可能性としては本来、こちらで開発にかかるべきです。(反省)
REVOは高性能モーターの様に低回転から高回転までスムーズに吹け上がります。
インジェクション化が貢献しています。同じエンジンでキャブ車のスペックVの方がエンジンの持つ感情というか性格が感じ
られ、REVOは優等生ではありますが、個人的にはスペックVの方が乗っていて楽しいです。
REVOもメリハリを効かす事で随分楽しいバイクに変わる事でしょう。そこを狙います。
また音に関しては、乗られている方はよくご存じだと思いますが、ノーマルのサイレンサーが大きくあまりにも静かな為、余計
にモーターの様に感じられ、また車等に気付いてもらえず恐い思いをされた方も多いと思います。
この音に関して、メガホン独特の重低音から拡がっていく特徴を利用して「うるさくないけど存在感のある重低音」を目指
しました。
元々、弊社で既に発売中のREVO用S/Oマフラーでもアイドリング時からの重低音に定評があります。
重低音と言われる理由は、独自に開発した多段式インナーピースにあります。
もちろん、単体だけでの作用でなくパンチング径、開孔率等が深く関わっています。
2008年当初、音質と特性造りに何カ月も費やし、新車だったREVOを走行距離の走った完全な中古車にした(笑)位
シャーシダイナモ上で驚く位の距離をテストしました。
結果、ノーマル状態においてインナーピース有りの場合、無しの場合のデータがほとんど変わらない位にまでなりました。
今回の開発では触媒位置を変更し、更なる浄化性能を上げる事に貢献したのみならず、触媒位置の適正化により
抜群の吹け上がりにもにも大きく貢献してくれました。
フラットだった特性に味付けを付けるべく、メリハリの効いたレスポンス、メガホンらしい重低音を実現しております。
音質はかなりいい感じではありますが、もちろん新規制に対応しており、安心してご使用頂ける商品となっています。
既に発売中の商品と合わせて好きなスタイルを選択頂ければ嬉しい限りです。
ブログの方にもノーマル比較や弊社スリップオン同志の比較等、開発の経過とともに掲載していますので、ご興味の
ある方は、是非そちらもチェックして頂けたらと思います。
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